スラッジカット開発の目的
スラッジカットは製造現場の負担を軽減するために生まれました。
クーラントタンクに溜まったスラッジの清掃は大変な時間と労力を必要とします。頻繁に目詰まりするフィルタの交換は非常に手間がかかります。こういった作業はクーラントを清浄に保つためにはつきものであり、製造現場で日常的に行われています。このような作業を現場からなくすことが、わたしたちがスラッジカットを開発した目的です。スラッジカットは現場の負担を軽減し、作業性やランニングコストなど様々な面から生産性の向上に貢献します。
スラッジカットの構造
マグネット式の分離機構とタンクが一体になっています。
スラッジカットの分離方式
- 独自のマグネット配列ノウハウを活かして高い分離精度を達成します。
- タンク底に沈殿している砥粒なども同時に排出することができます。
マグネットコンベアが一度スラッジをタンク底に沈め、底板上を滑らせるようにスラッジを排出します。
実際にご利用いただいたお客さまの声
- 工作機械メーカー設計担当者
- フィルターの前にスラッジカットを置いています。装置自体の浄化精度が高いので、フィルターの交換頻度はかなり減りました。
- 農機メーカー現場担当者
- スラッジカットに変えてからタンクの掃除はしたことないですね。今のところトラブルもないし、カバーを開けて確認することもまれです。
- 食品メーカー保全担当者
- 切粉と砥石以外にも不純物の多いスラッジの処理に使っています。たぶん不純物のせいで他メーカーの分離機では処理できないのですが、スラッジカットだと分離できています。
- ベアリングメーカー現場担当者
- とにかくクリーンな液が欲しい現場です。常に最善の分離機を探してテストしていますが、長らくスラッジカットに勝つ装置には出会いませんね。
- トランスミッションメーカー現場担当者
- とくかくタンク掃除の回数を減らしたかった。時間がかかるし、すごく汚れる作業だから人にもさせたくない。スラッジカットを使ってみて、必要最低限の掃除でことたりるようになったのは嬉しかったです。
- 歯車製作会社現場担当者
- 予算の関係でスラッジカットから別の分離機に変えたことがあるんですけど、現場からの猛烈な反対を受けてまた戻しました。掃除もそうですけど、メンテがすごく楽なこともあって気に入ってますね。